MESSAGE

“熱い”と”早い”は表裏一体

お客様の住まいづくりをトータルサポート

2006年2月に社長に就任してまず取り組んだことは、社員に対するコンプライアンス(法令遵守)教育の再構築です。おかげさまで当社の知名度は高いですが、あわせて会社に対する信頼度も高めていかなければなりません。お客様の大切な財産をお預かりするというこの仕事に携わる責任の重大さを改めて社員に徹底しています。

顧客満足度の向上にも力を注いでいます。当社の事業の主力は不動産の仲介事業です。この不動産仲介業務に加え、戸建住宅の分譲、注文建築の設計・施工のほかにリフォームも積極的に手がけています。売った、買っただけでなく、お客様の大切な資産を守り、ライフステージに合わせた豊かな住まいづくりを実現するための企画提案型営業を行っています。中期計画では、毎期売上総利益を15%ずつ伸ばしていく事を目標に掲げていますが、まず、サービスを追求・向上させお客様が安心できる会社でなければならないと思っています。

「熱意」と「仕事が早い」のバランスが大事

情熱があれば仕事が早くなり、仕事を早くしようと思えば熱意を持って、ことに当たらないといけません。「熱い」ことと「仕事が早い」ことは裏表の関係にあり、両方バランスが取れていることが大切です。その真価はお客様からクレームを受けたときに如実に現れます。社員にはクレームのときこそより真摯に対応するように伝えています。納得いただける解決ができた時、そのお客様とはずっとお付き合いできる関係が築けると思うのです。

社員教育に当たって肝に銘じている言葉があります。「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」という山本五十六(いそろく)の言葉です。まずは上の者が率先垂範し、社員には自ら汗することを覚えさせ、行動してもらっています。そして営業店店長である責任者には、部下へ対して出来たこと、良い所を見て、叱ったときの2倍ほめよう、と言っています。成長なくして存在なし。会社も人も同じですよね。

代表取締役社長 枇榔 巧